喪主が挨拶するタイミングと注意点
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喪主が挨拶するタイミングと注意点
一般的に故人ともっともつながりが深かった者が務める「喪主」は、お葬式においてさまざまな役割があります。はじめてその責任を果たす立場であればなおのこと、不安も大きいはず。そこで、その役割の中でも多くの方が戸惑うことの多い、「挨拶」について詳しくお伝えします。
喪主があいさつするタイミング
喪主は、遺族の代表として通夜と告別式を行う立場にあります。そのため、多くの弔問客に対して、そして親族に対して、流れの中でお礼の挨拶をする必要がありますので、そのタイミングについてご説明します。
参列者に対して
- 通夜式の終了時
- 告別式終了時もしくは出棺時
親族に対して
- 通夜振る舞いの時
- 精進落としの時
それぞれのタイミングでの挨拶の基本と注意点
★通夜振る舞い、精進落としの時
参列食事をする前に挨拶をします。食事については、家族、親族、友人が参加するケースと、一般会葬者も含めて参加するケースとさまざまですが、さほど形式にこだわった挨拶でなくても差支えありません。
挨拶のポイント
- 前置き不要
- 長文は避ける
- まず、内容を整理する。参列者へのお礼
- ↓
- 故人が生前お世話になったお礼
- ↓
- 故人のエピソード・思い出
- ↓
- 今後の支援のお願い
- 事前に挨拶文を書いてみる
- 話すときは、ゆっくりと
★通夜式、および告別式終了時もしくは出棺時
参列者に対して喪主が故人に代わり挨拶を行いますが、最近は、司会者により代読されることもあります。また、家族葬、火葬式で執り行われる場合は、喪主の挨拶はありません。 内容は、弔問客へのお礼、そして故人の生前のご厚誼へのお礼が含まれていれば、定型文にこだわらずに、自分の言葉を含めて挨拶を行っても問題ありません。何を話したらよいのかわからず心配な場合は、葬儀社が定型文を用意してくれますので、それを参考にしましょう。心配な場合は、事前に紙に書いておき、それを読み上げても差し支えありません。
挨拶のポイント
- 通夜、または葬儀が滞りなく済んだことに対し、関係者に感謝の意を表す
- 「故人をしのびながら話を聞かせて欲しい」
「ささやかな食事を召し上がって欲しい」ということを伝える。
使ってはいけない言葉
挨拶をする際、忌み言葉に注意する必要があります。忌み言葉とは、使ってはいけない言葉であり、これを使うと失礼にあたります。そこで、具体的な例を挙げてご説明します。
- たびたび、いよいよ、ますます、またまた
- 再び、再三再四、再度
- 繰り返す、返す返す
- 重ね重ね、重ねて、重々
- 引き続き、続いて、次々
- 生存中(「ご生前)に言いかえます)
- 急死 (「突然のこと)に言いかえます)
- 死亡 → (「逝去」に言いかえます)々
喪主というのは、ほとんど未経験の状態で務めることが多い役割ですので、挨拶時に上手に話そうと思っても、なかなか思い通りにはいかないものです。そのため、最低限、使ってはいけない言葉を抑えておき、あとは自分の言葉で家族の思い出、故人のエピソードなどを、感謝の気持ちを込めて伝えれば、素敵なあいさつになるはずです。
また、喪主の挨拶のタイミングについては、葬儀社が都度お伝えしますので、心配ございません。内容についても、わからないことなどはお気軽に担当にご相談ください。
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