喪主が挨拶するタイミングと注意点
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喪主が挨拶するタイミングと注意点

一般的に故人ともっともつながりが深かった者が務める「喪主」は、お葬式においてさまざまな役割があります。はじめてその責任を果たす立場であればなおのこと、不安も大きいはず。そこで、その役割の中でも多くの方が戸惑うことの多い、「挨拶」について詳しくお伝えします。

喪主があいさつするタイミング

189647喪主は、遺族の代表として通夜と告別式を行う立場にあります。そのため、多くの弔問客に対して、そして親族に対して、流れの中でお礼の挨拶をする必要がありますので、そのタイミングについてご説明します。

参列者に対して

  • 通夜式の終了時
  • 告別式終了時もしくは出棺時

親族に対して

  • 通夜振る舞いの時
  • 精進落としの時
※親族以外の方が参列することもあります。

それぞれのタイミングでの挨拶の基本と注意点

★通夜振る舞い、精進落としの時

 

参列食事をする前に挨拶をします。食事については、家族、親族、友人が参加するケースと、一般会葬者も含めて参加するケースとさまざまですが、さほど形式にこだわった挨拶でなくても差支えありません。

挨拶のポイント

  • 前置き不要
  • 長文は避ける
  • まず、内容を整理する。参列者へのお礼
  • 故人が生前お世話になったお礼
  • 故人のエピソード・思い出
  • 今後の支援のお願い
  • 事前に挨拶文を書いてみる
  • 話すときは、ゆっくりと

★通夜式、および告別式終了時もしくは出棺時

 

052391参列者に対して喪主が故人に代わり挨拶を行いますが、最近は、司会者により代読されることもあります。また、家族葬、火葬式で執り行われる場合は、喪主の挨拶はありません。 内容は、弔問客へのお礼、そして故人の生前のご厚誼へのお礼が含まれていれば、定型文にこだわらずに、自分の言葉を含めて挨拶を行っても問題ありません。何を話したらよいのかわからず心配な場合は、葬儀社が定型文を用意してくれますので、それを参考にしましょう。心配な場合は、事前に紙に書いておき、それを読み上げても差し支えありません。

挨拶のポイント

  • 通夜、または葬儀が滞りなく済んだことに対し、関係者に感謝の意を表す
  • 「故人をしのびながら話を聞かせて欲しい」
    「ささやかな食事を召し上がって欲しい」ということを伝える。

使ってはいけない言葉

挨拶をする際、忌み言葉に注意する必要があります。忌み言葉とは、使ってはいけない言葉であり、これを使うと失礼にあたります。そこで、具体的な例を挙げてご説明します。

  • たびたび、いよいよ、ますます、またまた
  • 再び、再三再四、再度
  • 繰り返す、返す返す
  • 重ね重ね、重ねて、重々
  • 引き続き、続いて、次々
  • 生存中(「ご生前)に言いかえます)
  • 急死 (「突然のこと)に言いかえます)
  • 死亡 → (「逝去」に言いかえます)々

259398喪主というのは、ほとんど未経験の状態で務めることが多い役割ですので、挨拶時に上手に話そうと思っても、なかなか思い通りにはいかないものです。そのため、最低限、使ってはいけない言葉を抑えておき、あとは自分の言葉で家族の思い出、故人のエピソードなどを、感謝の気持ちを込めて伝えれば、素敵なあいさつになるはずです。

また、喪主の挨拶のタイミングについては、葬儀社が都度お伝えしますので、心配ございません。内容についても、わからないことなどはお気軽に担当にご相談ください。



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